日本醸造界最後の大型築炉工事か−マスコミの取材、次々と
新酒蔵建設も終盤に入って、3月には、今や非常に珍しい大釜用の竈2基と煙突の建設を行いました。 建設にあたったのは秋田の炉研工業さん。今や稀少となった築炉の名工です。 おそらくは酒造業界最後の大型築炉事業となるであろう本工事に、NHKを始め多数のマスコミ各社が取材に訪れました。 「純米酒を極める」(光文社新書)の著者、上原浩先生が、読売新聞の取材に答えて「和釜の炉を今どき新たに造る所はない。大七さんは、手間はかかるが良質の蒸米ができる、和釜の良さを認識されているからだろう。」というコメントを寄せてくださいました。(2004/07/06) |