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福島民報 平成10年12月18日 "東北一"、県産酒味わう 福島で飲む会 優等の28社が初めて

 今秋の東北清酒鑑評会で優等賞を受賞した県内の28酒造メーカーの大吟醸酒を飲み比べる「受賞蔵の酒を飲む会」が17日、福島市のホテル辰巳屋で開かれた。受賞の蔵元数、点数とも初の東北一となり、各社が足並みをそろえて「うまい酒」を売り込もうと初めて開いた。
 11月に開かれた仙台国税局の清酒鑑評会で県産酒は、吟醸酒の部で27銘柄46点、純米酒の部で5銘柄6点と合わせて東北最多の52点が優秀賞に選ばれた。蔵元数でも28社と、東北の首位に君臨していた山形県の26社を上回った。
 「県産酒のおいしさをアピールし、消費拡大を図る絶好の機会」と末廣酒造(会津若松市)の新城基行社長と大七酒造(二本松市)の太田英晴社長が発起人となり、受賞蔵元に呼び掛けた。

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